私たちについて
きらめきと暮らす。
きらきらと光を遊ぶように、手元や空間を彩るガラス。
海と夕陽の美しさで知られる山口県山陽小野田市では窯業で発展してきた歴史を背景にガラスアートの文化が育まれてきました。
この地で、自身の表現を磨き続けるガラス造形作家たちが中心となって、立ち上げたclass glass(くらすグラス)は、「暮らす」に寄り添うやわらかさと凛とした上質さを表す「class」をあわせもつガラスアートのブランドです。
ひとつとして同じものはなく、それぞれ異なる表情を持つガラスアート 。class glassの作品は、それを手にする一人のためにあります。作り手の思いと、受け取る人の思いがつながり、そこから生まれる出会いや時間を大切にする。それが山陽小野田のclass glassです。
glass artists
美しく豊かな自然と、
ものづくりが息づく場所。
山口県南西部に位置する山陽小野田市は、豊かな自然とものづくりが息づく場所。
桜の名所としても知られる竜王山や、近代化とともに生まれた数々の産業遺産が、街を見守り続けています。ガラス工房の前に広がるきららビーチ焼野の景色に沈む夕陽の美しさは、「日本の夕陽百選」にも選ばれたほど。国内初の民間セメント会社で明治期に稼働した徳利窯は、国の重要文化財に指定されています。
美しい自然と、ものづくりの精神が息づくこの場所が、class glassのふるさとです。
Sanyo-Onoda Glass Art History
- 1934
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竹内傳治氏 誕生
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山陽小野田市を故郷に持つ、世界的なガラス造形作家・竹内傳治氏(1934–2001)。繊細にして先鋭的な「コンポジション」シリーズや、雅やかな表情を持つ「和」シリーズなどの数々のガラスアートで人々を魅了。日本における現代ガラスアートの父とも言える存在です。その作品は国内外の美術館に収蔵されているほか、山陽小野田市にも寄贈されています。
- 2001
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第1回 現代ガラス展 in おのだ
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竹内傳治氏の呼びかけをもとにスタートした、45歳以下のガラス作家を対象とする、トリエンナーレ方式によるコンペティション(第3回より「現代ガラス展 in 山陽小野田」に改称)。若手の登竜門として、現在に至るまで、さまざまなガラス作家を輩出しています。
右.第1回大賞「月齢」西川慎 左上.第1回準大賞「Aqua#3」 池本美和 左下.第8回大賞「Weaving Glass –interface– vol.3」佐藤静恵
- 2004
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きららガラス未来館 開館
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ガラスアートの魅力を多面的に発信するために生まれた、ガラス工房を備えた生涯学習施設。現役のガラス造形作家が在籍し、吹きガラス体験などの各種講座やイベントを実施。さまざまなガラスアートも展示されています。美しい焼野海岸を臨む建築は、隈研吾氏の手によるものです。
- 2021
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現代ガラス展 in 山陽小野田 特別作品展
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上野の森美術館ギャラリーにて、東京都心では初となる特別作品展を開催。第8回受賞作品や故・竹内傳治氏の作品を含むガラスアート19点を展示しました。
ガラスアートフェス in 山陽小野田
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「山口ゆめ回廊博覧会」の一環として、ガラス制作体験や市内各所での展示など、ガラスアートの魅力を伝える多彩な企画を実施。
class glass 誕生
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ガラスアート文化のさらなる発展を目指して、市内在住のガラス造形作家たちと山陽小野田市が企画。ロゴマークにある3つの「きらめき」は、それぞれ山陽小野田の人・土地・ガラスのきらめきを表しています。